2005年10月27日

子宮内膜症の診断と治療方法


■子宮内膜症の診断
  
  子宮内膜症の診断は、臨床診断と確定診断とに分かれます。
  
  
  「臨床診断」 

     問診、内診、場合によっては直腸診、超音波断層撮影(エコー)、
     血液検査(腫瘍マーカーCA125)、MRI(核磁気共鳴画像診断撮影)
     X−CTスキャン(放射線コンピュータ断層撮影)


  「確定診断」  
     
     腹腔鏡手術、組織診断

 
 子宮内膜症は、手術をしてはじめて確定診断ができる病気で、
  手術以外で子宮内膜症であろうと推定することを臨床診断といいます。
 


■子宮内膜症の治療方法

  子宮内膜症の治療方法として、薬物治療・手術療法・対処療法があります。

 
 ●薬物治療

  「ダナゾール」  
    
     男性ホルモンの誘導体であるステロイドホルモンを飲んで月経を止める
     方法です。
     錠剤またはカプセル剤を毎日飲みます。通常4カ月間服用。
     2週間ごとに通院します。
     ボンゾールなど


  「GnRHアゴニスト

      女性ホルモンの分泌を止めて「偽閉経状態」をつくり、症状を改善させます。
     1日に2〜3回、鼻の粘膜にスプレーする薬を使う方法と、4週間に1回
     注射をする方法があります。通常半年間治療を行います。
     スプレキュア、ナサニール、ゾラデックス、リュープリンなど


  「低容量ピル」  

     弱い薬剤なので、長期服用が可能です。但し、喫煙者は使用できません。
     飲み薬。



 ●手術療法

  手術療法には3種類あります。

 
  「保存手術」   

     将来、妊娠を望むのであれば、卵巣と子宮を残し、病変のみを取り除きます。
     腹膜病変を焼く、癒着をはがす、卵巣チョコレート嚢胞の処置、
     仙骨子宮靭帯を切断したり、腹腔内を洗浄したりします。

  
  「準根治療法」 

     子宮のみを摘出し、卵巣の一部を残します。


  「根治療法」  

     卵巣と子宮を全摘出します。



  ○手術の方法

   「腹腔鏡下手術」 
 
     全身麻酔により、おへその下に開けた小さな穴から、内視鏡と手術用の
     器具を挿入。モニター画面で確認しながら、遠隔操作で病変を取り除きます。
     入院は3日から1週間程度。おなかの傷もほとんど目立ちません。
     今は、この腹腔鏡手術が頻繁に行われています。

   「開腹手術」  
  
     開腹手術は、下半身だけの腰椎麻酔あるいは全身麻酔で行われます。
     傷は通常下腹部に約10〜15センチ程度。2週間くらいの入院期間が
     必要です。
     手術をすれば完治すると思っている人が多いようですが、完治できるのは
     根治療法だけで、卵巣を残した場合には、再発の可能性が十分にあります。

          
 ●対処療法  
  
   鎮痛剤や漢方薬



子宮腺筋症・他臓器子宮内膜症について

 上記にあげている診断方法(検査方法)や手術方法は、一般的な子宮内膜症の
 場合(腹膜子宮内膜症や卵巣チョコレート嚢胞・深部子宮内膜症など)であり、
 薬物療法や対処療法はほぼ同じですが、子宮腺筋症や他臓器子宮内膜症は、違
 う検査がプラスされ、また手術方法は異なります。
 私の場合、症状が明らかに他臓器子宮内膜症だったので、問診、内診、直腸診で、
 判断され、手術決定後にMRI、CTスキャン(造影剤使用)、大腸ファイバー
 (造影剤使用)、大腸エコーをしました。
 詳しくは、手術が決定するまでを参考にして下さい。
 手術も一般の子宮内膜症と違い、大腸のS状結腸切断手術になるので、
 下腹部だけでなく、おへその上から、20〜25センチ程度と言われています。
 子宮腺筋症については、子宮内膜症と違うと言われている程、全く手術療法が変わってきます。


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posted by ジンラン at 13:41| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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