2005年10月25日

子宮内膜症とは

○どんな病気?

「子宮内膜やそれに似た組織が、本来あるべき部位(子宮の内側)以外の部位に発生して、増殖し、女性ホルモンの影響を受け月経周期に合わせて増殖や剥離を繰り返す。」

  簡単に言えば、毎月、子宮以外の所で、月経が起こってしまう病気です。
  子宮の中での子宮内膜は、剥がれ落ち、生理として体内から出ますが、
  それ以外の所で、出血すると、出る所がなく、血が溜まってしまい、
  炎症を起こし、あちこちの臓器と癒着を起こしてしまいます。


○原因

  原因は今の医学でははっきり分かっていないのが現状のようです。

 「月経血が逆流して卵管から腹腔内に出てしまい、その中に含まれる子宮内膜細 
  胞が定着したという説。」
 「子宮内膜でない細胞がホルモンの影響を受けて変化したという説。」
 「エストロゲンとプロゲステロンという女性ホルモンのバランスが崩れて起こる説」
 「内分泌撹乱物質(環境ホルモン)の作用が微量でもあるとされるダイオキシンが
  影響を及ぼしているという説。」
  
  と言われています。


○子宮内膜症の種類
  
   
   「腹膜病変」
     お腹の内側を覆っている腹膜にできる病変
   
   「ダグラスかの深部病変」
     子宮と直腸が癒着。排便痛や性交痛が起こります

   「卵巣チョコレート嚢胞」
     卵巣の中で出血し、それが大きくなりチョコレートのように見えるので、
     この病名です。     
 
   「子宮腺筋症」
     子宮を覆っている筋肉の中にできます

   「他臓器子宮内膜症」
     ・腸管内膜症(血便、腸閉塞、排便痛など)
     ・横隔膜の内膜症(気胸を起こします)
     ・肺子宮内膜症(月経随伴性喀血、呼吸困難など)
     ・尿管・膀胱の内膜症(排尿痛、血尿)
     ・気管支の内膜症(喀血、気胸)
     ・へそ、会陰(出産時や手術時に内膜症病変の移植説が有力です)


○発症場所

  一般的には、腹腔内に発症する場合が多く、
  卵巣、ダグラスか(子宮の後ろのくぼみ)、
  子宮漿膜面(子宮の外側面)、仙骨子宮靭帯、卵管、膀胱が多いようです。
  そして、稀に、腸や肺に発症する場合があり、
  その症状としては、上にも挙げたように腸の場合は下血、肺の場合は吐血 です。
  体の全ての部位に発症する可能性はあるようで、未だ発見されていない
  内膜症があると言われています。



○内膜症の進行について

 子宮内膜症は良性の病気ですが、進行性の病気です。 
 病状は病巣の大きさ、数、位置、周囲の臓器や組織への影響の度合いなどによって
 W期に分類されます。
 

 T期  子宮や卵巣などの臓器の表面に1mm〜2mmの小さい斑点が散在している
     状態です。
     この斑点は暗赤色をしているため「ブルーベリー斑点」と呼ばれます。

 U期  ブルーベリー斑点の数が増えて、出血をくり返すことによって斑点が大きくな
     っていきます。
     一部ではしこりになったり癒着が始まったりします。

 V期  臓器どうしの癒着が強くなり、臓器の動きが悪くなってきます。
     卵巣が2倍以上に腫れたり(卵巣チョコレート膿腫)ダグラス窩に癒着が起きた
     りします。
 
 W期  癒着が更に強くなり、最後は子宮や卵巣など骨盤内の臓器がひとかたまりに
     なってしまいます。



 子宮内膜症は、命に関わる病気じゃありませんが、進行性の病気です。
 閉経までは、毎月の月経の度に悪化していきますし、
 臓器間で癒着が起こると、不妊症や、激しい痛みの原因になります。

 良性のガンのようなものだと私は、担当医に言われました。


今のところ、この子宮内膜症に対しては有効な治療方法がまだありません。
病気の完全治癒は、子宮と卵巣を取る方法。もしくは、閉経のみ。 です。
子宮内膜症の治療目的は、病気を治す事では無く、(今の医学では治せない)
痛みを軽減させてQOL(生活の質)の向上にあります。

なので、痛みがさほど無いようでしたら、治療対象にはならず、経過観察や対処療法(痛み止め処方等)になります。


子宮内膜症は、人それぞれ症状が違います。
激しい月経痛、過多月経、腰痛、月経時以外の下腹部痛、不正出血、吐き気、嘔吐、月経時の発熱、不妊、性交痛、排便痛など、
様々な症状が見られます。
私の場合は、当初の症状としては、月毎にどんどん酷くなる月経痛、月経時以外の下腹部痛、排尿排便時の違和感がありました。
前とちょっと違うな、月毎に症状が酷くなるなぁって思ったら早めに病院へ行くことをお勧めします。


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posted by ジンラン at 14:41| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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